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デ・ロッシのローマ監督解任、ディバラの契約条項が亀裂の始まり?

ローマファンを喜ばせた残留宣言から暗雲

ローマはイバン・ユリッチ監督を迎えてリスタートを切るが、まだダニエレ・デ・ロッシ前監督解任の同様が続いている。『TMW』が19日に舞台裏を伝えた。

夏の移籍市場で大幅に選手を入れ替えたローマは、デ・ロッシ体制でしばらく続けるものとみられていたが、第4節終了後に解任が発表された。

その原因は成績不振以外にもさまざまありそうだが、『TMW』はパウロ・ディバラの残留から歯車が狂ったのではないかと伝えている。

紆余曲折の末に残留が決まったディバラ。これはローマのティフォージを喜ばせたが、クラブの財政にとっては痛手だった。

ディバラの契約は2025年までで、そこには3シーズンで45分以上出場した公式戦が50%に達すると自動的に1年契約延長となるという条件が含まれているという。すでに2シーズンにわたってコンスタントに出場しているディバラは、今季15試合に出ると契約更新が決まる状況だった。

ディバラに支払っている700万ユーロの年俸が負担となっているローマは、自動的な契約延長を阻止するため、デ・ロッシに対して起用を控えるように打診。しかし、指揮官はこれに応じず、関係が悪化したという。一度は関係が修復されかかったものの、不振を受けて亀裂はさらに深まり、解任となったという。

これが事実かどうかは当分分かりそうにないが、ディバラの残留がローマにとって予想外の展開だったことは間違いないはずだ。

●デ・ロッシ→ユリッチ。監督交代のローマはどう変わる?

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