レバークーゼンの方が上だったと認めるローマ指揮官
ローマは9日、ヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグでレバークーゼンと対戦し、2-2の引き分けで試合を終え、2試合合計2−4で敗退が決まった。ダニエレ・デ・ロッシ監督が試合後、『スカイ』でコメントを残している。『VoceGiallorossa』が伝えた。
ホームでのファーストレグを0−2で落としていたローマは、無敗記録更新がかかるレバークーゼンを相手に奮闘し、パレデスのPK2本で追いついた。しかし、82分にジャンルカ・マンチーニのオウンゴールでレバークーゼンに勝ち越しを許すと、アディショナルタイムには同点弾を奪われ、無敗記録を止めることもできなかった。
デ・ロッシ監督は、次のように語っている。
「失望と誇りが入り交じる複雑な気持ちだ。英雄的な試合をした。相手は強い。前半の序盤は、我々が良い感じだったね。そこでシュートがいまいちだった。我々はそういったところがあり、そこが違いになることもある。2日前のユヴェントス戦も激しい試合だったが、今日も体力のいる試合だった。後半はまだ負けていないチーム相手に奇跡に迫った。不運なゴールで負けるのはつらいね」
それでも、シーズン途中の監督就任にもかかわらず、デ・ロッシはローマに良い影響をもたらした。
「私は1年前にセリエBで監督を解任された。ローマは監督をかえながら4回準決勝まできており、私は選手たちに感謝するばかりだ。私の仕事は90分間だけではないことを教わった。決勝に行けなかったのだから、しっかり分析をしなければいけない。私からみて、彼らの方が強い。だから、我々は彼らを揺るがすために何かをしなければいけない。今日は相手の方が強かった」
