「若手時代のエル・シャラウィは違った」
ローマは18日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグでミランと対戦し、2-1で勝利を収め、2試合合計3-1で勝ち上がりを決めている。試合後にダニエレ・デ・ロッシ監督が『Rai』と『スカイ』でコメントを残している。『TMW』が伝えた。
全てが優れていた
「ミランを倒すには必要なことだった。ミランはとても強いチームで、我々は2試合とも素晴らしかった。強いハートも必要だった。10人になったあとは、激しくありつつも、賢く戦う必要があった。こういったチームの監督でいられるのは誇らしい。ミランは強いチームだが、我々はしめるべきところでしめられた」
180分間主導権を握り続けた
「私から見ると互角だ。ファーストレグで彼らは良い試合をしたが、セカンドレグはこちらが良いスタートをした。ミランはとても強いチームで、互角に戦えたということがそもそも素晴らしい功績だ。我々の方が劣勢だと多くの人が思っていたしね」
特に触れておくべき選手は?
「そういったのはあまり良くない。ベンチの選手も含めてみんなの功績だ。その中でエル・シャラウィについて言うと、彼のことはずっと前から知っているが、若い頃はこんな選手じゃなかった。私の影響じゃないよ。彼はすごい才能の持ち主だったけど、そこまで選手になりきれてなかった。信じられないね。守備で頑張ってボールを顔で受けとめ、速攻の先頭を駆ける。どんな監督でも誇りに思う選手だ」
次はレバークーゼン
「ミランを乗り越えたということは、うまくやれたということだ。我々に自信を与えてくれる。ただ、相手はすごく好調だ。良い準備をして最大限を発揮できるように頑張るよ」