不要なジェスチャーで怒りを買うユヴェントスからの新戦力
18日に行われたセリエA第25節でローマはフロジノーネと対戦し、敵地で3-0の快勝を収めた。この一戦では、ディーン・ハイセンが様々な話題を振りまいている。
ドリブル突破から見事に先制点
冬の移籍市場でローマに加入したハイセンは、もともとフロジノーネへ行く予定だったが、急きょ方向転換し、ローマを選んだ。フロジノーネのグイド・アンジェロッツィSDは、この騒動を受けて、「彼は人間として私を失望させた」と1月上旬にコメントしていた。
そんな因縁もある中でのゲームで、ハイセンは38分に先制点を記録した。ハーフウェーライン付近から持ち上がり、ペナルティーエリア手前からのシュートを見事に決めている。
問題はゴールセレブレーション
ハイセンは、ゴールセレブレーションでフロジノーネのファンを挑発するような「黙れ」のジェスチャーをしたことで警告が出ると、ハーフタイムで交代を命じられている。
ハイセンのゴール後に退席処分となったフロジノーネのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、試合後の会見で次のように語った。
「彼は1月のメルカートで我々のもとに来たがっており、私に電話もしてきた。メッセージの交換もした。それでいて、このリスペクトを欠く行為だ」
「一発ひっぱたいてやりたかったが、彼は私の息子と同じ年齢で、これから学んでいくだろう。すごく腹が立った。許されてはいけないことだ」
また、ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督からもお灸を据えられたようだ。
「彼は娘と同い年だ。残念だが、あのジェスチャーのせいで交代を余儀なくされた。彼個人としても、さらに45分間プレーする機会を逃したことになる」