ディバラ負傷交代で次節はFWどうする?
10日に行われたセリエA第15節のローマ対フィオレンティーナは、1-1の引き分けに終わった。
先制→ディバラ負傷→退場→退場
カンピオナート直近4試合で3勝1分けのローマは、好スタートを切った。開始5分、ワンツーで右サイドの裏のスペースを取ったパウロ・ディバラがアウトサイドのクロスで相手守備陣のタイミングをずらすと、ロメル・ルカクがヘディングで飛び込んで幸先良くリードを奪う。
しかし、ローマは25分にディバラが筋肉系のトラブルで交代を余儀なくされ、追加点は奪えないまま折り返した。
後半はフィオレンティーナがボールを支配する展開で進むと、64分にローマはニコラ・ザレフスキがこの日2枚目のイエローカードで退場となる。フィオレンティーナは数的優位をすぐにいかし、66分にマルティネス・クアルタのゴールで追いついた。
フィオレンティーナはニコラス・ゴンサレスを投入するなどして攻撃に厚みをもたせて逆転を目指した。引いて守るローマは86分、前線から必死に戻ってきたルカクがクリスティアン・クアメに対する危険なタックルで一発退場。ローマは9人になる。
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、スタジアムの熱狂の中、なんとかルイ・パトリシオに戦術的な指示を与えるべく、ボールパーソンも使った。急いで用意したメモを守護神に届けて、必死に耐えた。
アディショナルタイムの7分を完全に守りに徹したローマは、フィオレンティーナに逆転を許さず、試合は1-1の引き分けで終了。最低限の目標を達成した。
伝令を出すモウリーニョ
試合後コメント
ヴィンチェンツォ・イタリアーノ(フィオレンティーナ監督 / DAZNイタリア)
試合終了後レアンドロ・パレデスと話したことについて
「ルカクのスライディングは本当にひどかった。お互いの意見が食い違ったから、私は彼に自分の言ったことの説明をしたんだ。全て解決したことだ」