ラツィオ戦を控えるローマがヨーロッパリーグ初黒星
ローマは9日、ヨーロッパリーグ・グループG第4節でスラビア・プラハとアウェーで対戦し、0-2で敗れた。ジョゼ・モウリーニョ監督は内容のひどさを認めている。
ここまで3戦全勝できていたローマは、ホームで2-0と勝利していた相手に大苦戦。後半立ち上がりに先制を許すと、74分に追加点を奪われてしまった。
0-2で敗れたローマは、勝ち点でスラビア・プラハに並ばれてグループGの2位に転落。突破は問題なさそうだとしても、首位通過からは一歩後退した。
「内容がひどすぎる」
モウリーニョ監督は試合後、『スカイ』に対して、良くないパフォーマンスだったことを認めている。
「何もうまくいかなかった。全部ダメで、あまり話す気になれない。この結果は当然だ。気に入ったことは何もない。選手たちとはもう話した。普段はしないことだが、私が言ったことはチームの中にとどまることだ」
「内容があまりにひどかったから、欠場者がどうとかいう言い訳はしない。個々についていえば、正しいプロ意識を持った選手がほぼいない。今夜の試合に向かうにあたって、私のように真剣な姿勢で臨んだ選手が何人いたか」
「私はこのように厳しい試合を予想していた。今日のチームで良かったのは、2年前にはトップチームにまだいなかった20歳の若者だ。今日、唯一敗戦に値しない選手がいるとしたら、ボーヴェだけだ」
ローマはセリエA第12節でラツィオとのローマダービーを戦う。