「カルチョは人を楽しませてナンボ」
アントニオ・カッサーノは、ローマの不振の原因がジョゼ・モウリーニョ監督にあると非難した。
ローマは開幕から3試合で勝ち点1と苦しいスタートを切った。カッサーノは監督に大きな問題があると感じている。『ボボTV』での発言を『TMW』などが取り上げた。
「モウリーニョはこの10年で最低の監督だ。ローマを辱めるプレーをさせている。うんざりだ」
「ローマ人はクラブに魂を捧げる。オレはよく知っているよ。彼は口が達者で、良いことを言って気に入られたけど、結局何もしていない」
「クラブはなんだかんだお金を投じているし、今季も優れた選手を獲った。でも、サレルニターナ戦でオレが見たパスは3つだけだ。ヴェローナ戦なんて悲惨だ。あんなの映画じゃなきゃあり得ないゴタゴタぶりだった。ミラン戦は10本のシュートがあったっていうけど、半分は相手に当たっている。スタジアムに行く人に見せるようなもんじゃない」
「みんなでモウリーニョのバスに乗り込んだけど、そこはもう怪しいニオイがし始めている。もう長くない。ルカクは誰も欲しがらなかった結果ローマにやってきた。パレデス、エンディカ、アワールはみんな良い選手だ。でも、モウリーニョがいると、まともにサッカーができない。カルチョは人を楽しませてナンボだ。モウリーニョはキャリアを通して、それをしたことが一度もない」