終盤数的優位となるも…
26日に行われたセリエA第2節でローマはエラス・ヴェローナと対戦し、1-2で敗れた。
開幕戦でエンポリに勝利していたヴェローナは、ホーム開幕戦で好発進。開始4分、フィリッポ・テラッチャーノが強烈なミドルシュートを放つと、ルイ・パトリシオが弾いたボールをオンドレイ・ドゥダが詰めて先制した。
前半アディショナルタイムにはカウンターで追加点。前がかりになっていたローマの裏を取ったシリル・ンゴニェがクリス・スモーリングをかわしてゴールネットを揺らし、最高の形で折り返している。
後半に入ってローマは反撃開始。56分に後半から投入のフセム・アワールのゴールで1点差に詰め寄る。しかし、68分にはパウロ・ディバラが負傷で交代となってしまった。
81分にはロレンツォ・ペッレグリーニのパスにアンドレア・ベロッティが抜け出しかけたところでファウルを受ける。ファウルで止めたイサク・ヒエンに警告が出たが、VARからの助言で主審が映像を確認してレッドカードに変更となり、ローマは数的優位を得た。
これで得たFKでペッレグリーニのシュートはポストに嫌われてしまうが、残り時間でローマは猛攻。アディショナルタイムは10分と十分に時間はあった。しかし、ヴェローナの意思も明白で、パベル・ダビドビッチらが魂の時間稼ぎ。露骨に時間をつかって逃げ切りを図る。
結局、最後までローマは追いつけず、1-2で終了。ヴェローナはクラブ史上3回目となるセリエA連勝スタートを飾った。