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駐車場で待っていたローマ指揮官
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、アンソニー・テイラー主審への苛立ちが収まらないようだ。試合後の一幕が話題になっている。
5月31日、ローマはヨーロッパリーグ決勝でセビージャと対戦した。試合は激闘の末1-1で延長戦まで終えて、PK戦でセビージャが優勝。モウリーニョ監督は、ヨーロッパカップ戦を過去5回戦い全て優勝してきたが、6度目でついに苦杯をなめた。
試合後に両チームの健闘を称えて、セビージャのファンにも拍手を贈ったモウリーニョ監督だが、テイラー主審への苛立ちだけは変わっていない。試合後のインタビューでジャッジへの不満を繰り返していたのに加えて、本人にも突撃していた。
モウリーニョ監督は空港に向かうバスが出発するのを待機している間、駐車場で待ち伏せ。審判団が自分たちの車に乗り込むところに直撃し、「あんたはクソだ」といった汚い言葉を吐いた。
今季でローマを離れる可能性が伝えられているモウリーニョ監督は、セリエA最終節でベンチ入り禁止処分を受けているため、これがローマで最後の指揮だったかもしれない。