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ローマ、PK戦で涙…。死闘の末セビージャに敗れる【ヨーロッパリーグ決勝】

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5月31日にヨーロッパリーグ決勝のセビージャ対ローマがブダペストで行われた。試合は1-1でPK戦となり、ローマは準優勝に終わっている。セビージャは3年ぶり7度目のヨーロッパリーグ制覇となった。

先手を取ったのはローマ。先発でピッチに立ったディバラが35分に大仕事をする。マンチーニのスルーパスをワンタッチで完璧な位置に持ち出すと、冷静にゴール右隅に決めてリードを奪った。

前半アディショナルタイムにラキティッチのミドルシュートがポストに直撃して冷や汗をかいたローマだが、なんとかリードを維持して折り返した。

後半に入るとセビージャが反撃。55分、ヘスス・ナバスの鋭いクロスが入ると、戻りながらの守備になったマンチーニに当たってオウンゴールとなり、1-1に同点に。

その後はセビージャが押し込みつつ、ローマもチャンスをうかがう展開。84分にはセットプレーでベロッティが虚を突いて壁の裏に走って左足のボレーシュートを放ったが、あと少しで決まらず。試合は1-1のまま延長戦に突入した。

延長でも劣勢だったのはローマだが、セビージャも攻めきることはできず。どちらも消耗が激しく、決定打に欠けてゴールが決まらない。足がつる選手などが続出した影響で、アディショナルタイムが11分を超えたところでようやく延長戦が終わった。

PK戦はセビージャサポーターが陣取るゴール裏に向かって蹴る形に。後攻ローマは、1人目のクリスタンテが成功したあと、2人目のマンチーニが中央に蹴って失敗。強すぎたシュートが横に飛んだGKボノの残った足に止められた。

ローマは3人目のイバニェスも失敗してあとがなくなると、GKルイ・パトリシオがモンティエルのシュートを一度は止めたものの、早く動いてしまったようで蹴り直しに。蹴り直しのPKを決められ、決着がついた。

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