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ファンとの相互関係を強調するローマ指揮官
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が25日、ヨーロッパリーグ決勝に向けて意気込みを語った。
タフな日程の中でセリエAを犠牲にしながらもヨーロッパで勝ち上がってきたローマ。27日にはフィオレンティーナ戦があるが、気持ちはすでに31日のヨーロッパリーグ決勝セビージャ戦だ。
「私の唯一の焦点は決勝だ。フィオレンティーナ戦の準備も多少はあるが、それよりファイナルだね。決勝を前にしたら、全てのことは二の次になってしまう。楽観も悲観もない。決勝で戦いたい、それだけだね。そのための準備は簡単なものだ。チャンピオンズリーグのこともリーグ戦も関係なしだ。ローマとセビージャのファンが、ブダペストで最高の一日を過ごせることを望んでいるし、そうなると信じている」
ファンとの絆を強調するモウリーニョ。それはどれほど大事なものだろうか。
「私の言葉が誤解されないことを願うが、強い絆を築けなかったのはトッテナムのファンだけだと思っている。ほかのクラブでは常にファンと強い絆があった。勝つかどうかではなく、私は全てを捧げてきた。ファンは私が毎日どれだけ自分たちのために戦っているかを感じるものだ。私はロマニスタであり、マドリディスタであり、インテリスタだ。それは一方的なものではなく、お互いがそうだから生まれる絆だね。これまで指導してきたどのクラブとも同じように、ローマと常につながっていると感じる」