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モウリーニョ「歴史に名を残すことより、ローマの選手の力になりたい」

2年連続で決勝を戦うローマ

ローマは18日に行われたヨーロッパリーグ準決勝でレバークーゼンを下し、決勝進出を決めた。ジョゼ・モウリーニョ監督が試合後にコメントを残している。

ファーストレグで先勝していたローマ。後半は気迫のこもった守備でゴール前を完全に封鎖し、逃げ切りに成功した。

ローマは昨季、カンファレンスリーグで優勝。2年連続でヨーロッパカップ戦の決勝を戦うことになったモウリーニョ監督は、次のように語った。

「まずは(記録的な豪雨で大きな被害が出ている)エミリア・ロマーニャにメッセージを送りたい。困難なときこそ、それぞれの良いところが見つかるもので、ローマは今喜ぶべきときだが、人々の悲しみを忘れてはならない」

「試合に話を戻すと、小さなところが大事だった。もし、スモーリングをベンチに入れていなければ、どうなっていたか分からない。スピナッツォーラとチェリクを失い、我々は厳しい状況にあった。わずかなところで違いが生まれるということだ。ボーヴェについても触れたい。右ウイングバックに入ったが、彼のポジションではないね。その中で必死に出し切ってくれた。みんなの日々の努力と経験、そして戦術に対する意識……信じられないチームだ。選手たちはスペシャルなことを目指すのにふさわしいチームだよ」

2年連続決勝はローマの歴史に残る

「私はローマの歴史に名を残すことよりも、選手たちが成長して、大きなことを成し遂げてくれることの方が大事だ。その助けになりたい。ローマの選手たちは、初日から私に多くを与えてくれた。また決勝に行けるのは大きな喜びだね」

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