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フィオレンティーナも延長戦の末に勝ち上がる
18日にヨーロッパリーグ準決勝の2試合が行われた。
レバークーゼン 0-0(0-1) ローマ
ローマは敵地でレバークーゼンと対戦して0-0で試合を終え、2試合合計1-0で決勝進出を決めた。
ファーストレグをボーヴェのゴールで先勝していたローマは、序盤から冷静な試合運び。時折ピンチもあったがうまくしのいだ。
時間が経つにつれてレバークーゼンがリスクを冒して前に出てくるようになり、終盤はローマが防戦一方に。それでも、モウリーニョはゴール前にバスを停め、さらに徹底した時間稼ぎで試合巧者ぶりを披露。レバークーゼンにとってはストレスが溜まる展開として、最後まで耐え抜いた。
ローマは昨季のカンファレンスリーグに続き、2年連続でUEFAコンペティション決勝進出だ。
セビージャ 2-1(3-2) ユヴェントス
ユヴェントスはアウェーでセビージャと対戦。延長戦の末に敗れた。
ホームでのファーストレグは終了間際にガッティが決めて1-1で終えていたユヴェントス。この日は65分に途中出場で入ったばかりのブラホビッチが先制点を挙げてリードを奪った。
しかし、71分にスソに同点弾を許して追いつかれて試合は延長戦に突入すると、延長前半の95分にはラメラにヘディングで決められ、つい逆転されてしまう。
その後はユヴェントスが猛攻。延長後半序盤にキエーザが決定機を迎えるがシュートは大きく枠外。115分には時間稼ぎ絡みでセビージャのアクーニャに2枚目のイエローカードが出てユヴェントスが数的優位に立った。
だが、ユヴェントスは最後まで同点弾を奪えずに試合終了。ヨーロッパリーグ最強のセビージャに屈し、イタリア勢決勝は実現しなかった。
フィオレンティーナも決勝へ
カンファレンスリーグ準決勝セカンドレグも行われ、フィオレンティーナはバーゼルと対戦。延長戦の末、2試合合計4-3でフィオレンティーナが決勝進出を決めた。
ファーストレグを1-2で落としていたフィオレンティーナは、敵地でのセカンドレグで先制。35分にニコラス・ゴンサレスが決めた。後半に入って一度は追いつかれたものの、72分に再びニコラス・ゴンサレス。2-1として、試合は延長戦に突入した。
延長戦ではスタンドのフィオレンティーナサポーターが体調不良で倒れた影響で試合が一時中断した。その影響で長くなった延長後半アディショナルタイムにゴール前の混戦からバラークが決めて勝負あり。フィオレンティーナが決勝進出を果たした。
フィオレンティーナの決勝の相手は、AZを下したウェストハムだ。