右サイド緊急事態でセリエAデビューの機会
ローマは6日のセリエAでインテルをホームに迎える。この一戦に向けた招集メンバーに加わったと報じられているフィリッポ・ミッソーリを紹介する。
プロフィール
フィリッポ・ミッソーリ(Filippo Missori)
生年月日:2004年3月24日(19歳)
国籍:イタリア
ポジション:DF(右サイドバック)
身長:182cm
これまでのキャリア
2004年生まれのミッソーリは、9歳だった2013年にローマの下部組織に入団。U-15とU-17でそれぞれの世代のスクデットを獲得している。また2023年4月25日にはコッパ・イタリア・プリマヴェーラ決勝でフィオレンティーナを下してタイトルを手にした。
プリマヴェーラの主力右サイドバックであるミッソーリは、2021年10月24日のナポリ戦でセリエA初のベンチ入り。そのときは出番がなかったものの、同年11月25日のカンファレンスリーグ、ゾリャ戦で途中出場し、17歳でトップチームデビューを果たした。
その後トップチームで機会はなく、今季もプリマヴェーラで経験を積んでいるが、昨年7月に2026年までのプロ契約を交わし、今後も長くローマで活躍ことが期待されている。
マメ知識
- 17歳8カ月でのUEFAコンペティションデビューは2004年生まれのイタリア人として初だった。
- ゾリャ戦でデビューしたあと、ジョゼ・モウリーニョ監督から試合で使ったボールをプレゼントされた。
- その際にミッソーリは「ミステルは偉大で、いつも一緒に仕事ができるのは光栄なこと」と喜んでいた。
- 前述のコッパ・イタリア・プリマヴェーラ決勝ではモウリーニョ監督もスタンドから観戦。「モウリーニョ監督みたいな人が来てくれることはとてもうれしい。彼は僕たちにさらなるエネルギーを与えてくれた」と試合後に語っていた。