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「モウリーニョを怒らせるようなことは言っていない」。暴言疑惑の第4審判が語る

【写真】Riccardo De Luca – Update / Shutterstock.com

「何を言ったか覚えていない」はずだったマルコ・セッラ氏

セリエAのクレモネーゼ対ローマで起きた問題は、このまま終わるのだろうか。話題の中心となっているマルコ・セッラ氏が、『イタリア1』の番組内で説明している。

ローマが敗れたクレモネーゼ戦では後半立ち上がりのモウリーニョ監督の退席が注目された。試合後に同指揮官は第4の審判を担当したセッラ氏から問題発言があったと激怒。その後、イタリアサッカー連盟(FIGC)の検察が調査に動いている。

番組では読唇術の専門家をセッラ氏の発言を解析し、暴言を放ったあとに「家に帰れ、家に帰れ」と発したとされている。一方でセッラ氏は、「私が言ったのは、『スタジアムを敵に回すのですか(自分の)エリアに帰って、エリアに帰って』」と言っただけ」と主張している。

セッラ氏とモウリーニョ監督の処分は?

モウリーニョ監督は退席処分を受けて2試合のベンチ入り禁止を命じられた。その後、ローマは指揮官の主張を支持して異議申し立て。追加の調査が終わるまで処分は凍結となっている。

一方のセッラ氏は現時点で処分なし。ただし、FIGC検察の調査が終わるまではセリエAでもセリエBでも審判団に入ることはないとのことだ。

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