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招集メンバー入りを明言
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、リック・カルスドルプの復帰について15日の会見で語った。
カルスドルプは昨年11月のサッスオーロ戦でモウリーニョ監督を激怒させ、その後メンバーから外れていた。1月の移籍市場で放出確実と言われていたが、最終的には残留。その後、代理人を通じて復帰を要請したと言われていたところだ。
16日に行われるヨーロッパリーグのザルツブルク戦に向けた招集メンバーに入ったことが報じられたカルスドルプ。前日会見でこの件について問われたモウリーニョ監督は、次のように語った。
「そうだ。実は彼は招集メンバー入りしたんだ。それまではコンディション的にダメだった。我々の個人的な状況としては、12月以降は特別なことなんてなかった。問題があったとすれば、サッスオーロ戦のときに、ベンチから入った選手の態度が気に入らず、それに対する私の言葉がきつすぎたということだろう。こういったことがあると、皆さんにとっては関係が終わったとなるのだろうが、そうではない。我々は常にポジティブだった」
「彼が言うように、いくつかのウソがあったのは確かで、知りもしない人がいろいろなことを話した。とにかく、私は彼が戻ってきてうれしいよ。我々にとってはチャンスなんだ。リックがいるということで、ザレフスキが右でプレーする必要がなく、前でプレーすることも可能になる。チームとしてみれば、彼は大きな助っ人なんだ」