関係者がそれぞれのエゴを優先か
ローマのニコロ・ザニオーロは、ガラタサライへの移籍が間近に迫っている。『レプッブリカ』が8日、関係者の動きを厳しく非難した。『TMW』が取り上げている。
ザニオーロはローマとの関係が悪化したあと、ミランからの関心があったものの、ボーンマスから高額オファーが届いてクラブ間合意に達した。しかし、ザニオーロ自身がボーンマス行きを望まずに取引は完了しなかった。
その後、ローマで飼い殺し状態になることが濃厚になったが、移籍市場がまだ開いているトルコのガラタサライがオファー。比較的安価なバイアウト条項を付ける契約で取引が完了している。
今冬のザニオーロ騒動について同紙は、「大惨事だった」と表現。「代理人から家族まで、全員が状況を悪化させた。おそらく選手本人以上に利益を優先して動いていた。ある意味で自殺ほう助にも近いことだ」と記している。