ツィエクの代理人に接触
ローマのニコロ・ザニオーロの去就が注目を集めている。
『スカイ』によると、ローマとザニオーロの関係は完全に崩壊した。今冬の放出に向けて動いている。
ただ、その条件を決めるのはローマだと『スカイ』。具体的には、完全移籍か、完全移籍を前提としたレンタル以外には認めない意向だという。
現時点でイングランドのクラブ、特にトッテナムが強い関心を示している。ただ、ローマが要求する4000万ユーロには達していない。とはいえ、ローマとしてもこの冬にまとめたいはずで、金額が下がる可能性もあるだろう。
ここで注目されるのは、ミランの動きだ。
ミランはザニオーロの獲得に興味を持つクラブの一つ。ローマはイタリア国外のクラブとの取引が本命だが、ミランは以前からザニオーロに関心を示してきた。ミランとしては完全移籍オプション付きレンタルで交渉できるのであれば、動き出す可能性がある。
また、ミランが今冬の獲得を目指していたチェルシーのハキム・ツィエクにも注目が集まる。ローマはザニオーロの後釜としてツィエクを候補に挙げており、代理人に最初のコンタクトを取ったと『スカイ』は伝えた。
ツィエクがチェルシーで受け取るおよそ650万ユーロの年俸がネックになるが、ジョゼ・モウリーニョ監督はザニオーロ放出なら代役は必要だと話していただけに、こちらの動向も気になるところだ。
ザニオーロがミランへ、ツィエクがローマへ、という動きがあり得るかもしれない。