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規則上、兼任に問題なし
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、ポルトガル代表指揮官になるのだろうか。『スカイ』が22日、現状を伝えた。
ポルトガル『A Bola』によると、モウリーニョ監督は26日にポルトガルサッカー連盟のフェルナンド・サントス会長と会談予定だ。
モウリーニョ監督はローマとともにテストマッチのためポルトガルに滞在中だが、クリスマス後も母国にとどまる予定。その時間を利用して話し合うものとみられる。
カタールワールドカップ後にフェルナンド・サントス監督が退任したポルトガル代表は、モウリーニョ監督を後任の本命にしている。そのため、この数日はローマにプッシュをし続けているようだ。ただ、ローマはこのタイミングで指揮官を引き抜かれるのは避けたいと考えている。
イタリア代表では不可能だが…
モウリーニョ監督がポルトガル代表の仕事を受けるとしたら、あり得る選択肢の一つが兼任だ。だが、イタリアのクラブでこれが起きたことはないと『スカイ』は伝えている。
それでも、規則上に問題はない。
イタリアに関して言えば、イタリア代表指揮官は別のクラブで監督を兼任することは認められない。だが、これは各国のサッカー連盟のルールに準ずるもので、イタリアのクラブの監督が他国の代表監督を務めることを止める規則は存在しない。