まもなく正式発表
7月18日は、ローマとパウロ・ディバラにとって重要な一日になった。
昨シーズン限りでユヴェントスを退団したディバラ。当初はインテルへの移籍が濃厚とみられていたものの、インテルはロメル・ルカク獲得のチャンスに飛びついた。さらに、余剰戦力の放出にも時間を要したため、争奪戦が再び激化。最終的にローマへの移籍が決まっている。
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、ローマとディバラの交渉が本格化したのは15日。提示額は400万〜450万ユーロと低いが、ボーナスを達成するとディバラ側が要求する600万ユーロまで引き上がる条件だという。
これでもディバラからすると十分な額とは言いがたいが、17日深夜2時、ジョゼ・モウリーニョ監督の熱意を受けとめ、ディバラはローマに合意したとされている。
メディカルチェック完了、背番号は21
18日、朝からディバラは大忙し。ティアゴ・ピントGMらとプライベートジェットに乗り、ローマがプレシーズンキャンプを行っているポルトガルへ。
お昼前にポルトガルの空港に到着したディバラは、メディカルチェックを受けた。19時頃にメディカルチェックが全て完了すると、ディバラは「全部うまくいってうれしい」とコメントを残してクリニックをあとにし、いよいよローマのキャンプ先に合流している。
その後、ローマとの契約書にサインをした模様。早ければ18日中に、遅くとも19日には公式な発表があるとみられる。背番号はフランチェスコ・トッティが付けていた10番ではないかとも言われていたが、『スカイ』によると21番を選択。21はネマニャ・マティッチに決まっていたが、ディバラに譲ったとのことだ。