苦戦ローマは復帰待望
2月に入って公式戦3試合、ローマは白星を挙げられていない。コッパ・イタリアでは準々決勝でインテルに屈して敗退。セリエAではジェノア、サッスオーロと格下相手に2試合連続で引き分けた。
宿敵ラツィオに勝ち点2差の7位に甘んじるジョゼ・モウリーニョ監督は、以前からスカッドへの不満を隠していない。冬にセルジオ・オリベイラを獲得するなどしたが、苦境にある指揮官はさらなる戦力アップを望んでいるだろう。
モウリーニョは当初、昨夏のEURO2020でアキレス腱断裂の重傷を負ったレオナルド・スピナッツォーラの復帰にも期待をしていたのではないか。当初は秋の復帰も言及していたイタリア代表だが、まだピッチに戻ってくることはできていない。
「春以降の復帰までまだ数週間必要」?
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、1月末からアスレティックトレーニングの強度を高めているスピナッツォーラは、ボールを使った本格的な練習の許可を待っているという。復帰に向けて、肉体の調整に励んできたようだ。
記事によると、週に最低1度は食べるほど、スピナッツォーラはおすしが好きという。ただ、最近では体重が少しでも増えないようにと、食事にもかなり気を配っているそうだ。
おすしを食べているかは不明だが、もともとは「飲みたければビール1杯を飲む」と、食事に関して超厳格というわけではない中で、スピナッツォーラは一切“気晴らし”をしていないという。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「チームメートとトレーニングし、春以降に復帰するまで、まだ数週間が必要」と報じた。その時を、ロマニスタは待ち望んでいる。
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