フェリックス・アフェナ=ギャンとは何者? ジェノア戦でいきなり2発のローマの18歳【動画付き】

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クラブ史上最年少ドッピエッタ、母の助けもあってイタリアへ

21日のセリエAで、新たなスター候補が誕生した。ローマのFWフェリックス・アフェナ=ギャンだ。『スカイ』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』が、18歳の新星を紹介した。

プロフィール

フェリックス・アフェナ=ギャン
ポジション:FW
国籍:ガーナ
生年月日:2003/1/19
年齢:18

ジェノア戦で衝撃2発

ジェノアと対戦したローマは試合を優位に進めながら、先制点を奪えずにいた。そんなこう着状態を打ち破るべく、ジョゼ・モウリーニョ監督は75分にギャンを投入。すでにカリアリ戦とミラン戦で途中出場していた18歳は、すぐにゴールを決めると、終了間際に2点目も決め、一晩にしてスターの仲間入りを果たした。

2003年生まれの選手がセリエAでゴールを決めるのはこれが初めて。18歳306日でのドッピエッタは、ローマの史上最年少記録だ。カリアリ戦で2003年生まれの選手として初のセリエA出場を果たしていた若者は、3試合目にしてゴールを決めている。

モウリーニョが代表に「ノー」

アフェナ=ギャンの活躍の裏には、モウリーニョの功績もある。彼はガーナ代表に招集されていた。ワールドカップ予選の予備メンバーに名前を連ねていたが、これを拒否。インターナショナルブレークで練習を重ねることがプラスと考えた。その結果がこのブレークにつながっている。

18歳と若いが、ピッチの内外での振る舞いは成熟しており、トリゴリアでその面も高く評価されていると『コッリエレ・デッロ・スポルト』。それは代表招集の一件にもあらわれており、「肉体的にも精神的にも、成長の必要があると感じている。だから、招集に応じるのはまだ早いと思った。モウリーニョのもとで練習を重ねて改善を続けて、トリゴリアに残るのが大事だと思った」と、地に足の付いた言葉を残している。

母と二人三脚

アフェナ=ギャンがイタリアにたどり着くのは、簡単なことではなかった。それでも、本人の努力と家族の犠牲があって、夢を実現させている。

少年時代に学校でカルチョをしていたアフェナ=ギャン。母はガーナの強豪クラブであるアサンテ・コトコに加入させるために、あらゆる努力をしたという。しかし、アサンテ・コトコにはユースチームがなく断念。それでも、その数カ月後にアフェナ=ギャンは有望なアフリカの若手を発掘するEURアフリカ・アカデミーでトレーニングに参加すると、代理人のオリバー・アーサーの目に留まり、ヨーロッパへの道がひらかれた。

いくつかのクラブが関心を示したが、最初にテストを受けたのがローマだった。そして、ローマはその才能を見逃さなかった。今年1月に加入してすぐにダニエレ・デ・ロッシのプリマヴェーラで存在感を示すと、トップチームでも活躍を始めた。

プレースタイル

スピード豊かなアフェナ=ギャンは、ウイングが本職だが、センターフォワードとしての動きも理解している。効果的にゴールを奪うための素早いプレーも得意だ。

『スカイ』がその好例として挙げているのが、プリマヴェーラのミラン戦でのゴール。爆発的なスピードで裏に抜けたアフェナ=ギャンは、相手GKもかわしてルックアップ。冷静に中を見て様子をうかがったあと、意表を突いて自ら勝負してゴールを決めた。若手らしからぬ冷静さも、トップに声がかかる理由の一つと言えそうだ。

プリマヴェーラ・ミラン戦でのゴール

ジェノア戦の2発はこちら