22日に行われたセリエA第1節のローマ対フィオレンティーナは、3-1でホームのローマが勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督が試合後、『DAZNイタリア』でコメントを残している。『TMW』が伝えた。
ローマは17分、アブラハムが相手ディフェンスラインの裏に抜け出す決定機を迎えると、フィオレンティーナはGKドロンゴフスキがペナルティエリアを飛び出してスライディング。アブラハムに対するファウルでフィオレンティーナ守護神が退場となる。
26分にムヒタリアンのゴールで先制したローマは、52分にザニオーロが2枚目のイエローカードで退場となった後、フィオレンティーナに同点弾を決められてしまうが、64分にヴェレトゥのゴールで勝ち越すと、79分には途中出場のショムロドフのスルーパスにヴェレトゥが走り込んで3点目を決めた。
モウリーニョ監督が試合後に次のように語った。
「良い試合だった。我々がすごく良かったわけじゃないとしてもね。11対11で良いゲームをして、10対10でも良かった。11対10のときはそうでなかった」
「フィオレンティーナは素晴らしい監督のいるチームだ。審判のミスは一度ではなかったと言わざるを得ない。VARが驚異で、こういった小さなミスを解決するために存在している」
「スピリットはとても満足している。思ってなかった苦労があった。11対10の状況でプレッシャーを怠ってしまったところがある。10対10になって、再び試合に戻り、ゴールを決めて主導権を握れたね」
アブラハムとショムロドフの交代。2人の共存は可能は可能だろうか。
「もちろんだ。今日もそのことを話した。3試合続けてゴールを決めている選手(ショムロドフ)をベンチに置くのは簡単ではないからね。彼は左でもプレーできる。アブラハムと一緒にやれるが、現時点で彼ら2人は遅くに合流したぶん、コンディションが少しおくれている」
自身のイタリア復帰戦についても語った。
「ローマと契約してから、ずっと愛情を感じてきた。ティフォージのために、まだ何もしていない。むしろ、私はここでのコッパ・イタリアで彼らを倒した者だ。ただ、魅力があるね。過去のチームを尊重してここにきて、今はその中の一人だ。こういった気持ちを選手に伝えていきたい。選手たちは全てを出してくれた。我々は木曜日、(トラブゾンスポルとのアウェーゲームから)朝4時に戻ってきた。フレッシュじゃない選手もいたが、良い戦いをしたよ」