15日、パレルモの選手たちがそろって会見を開いた。クラブの公式サイトでその模様が伝えられている。
パレルモは今シーズンのセリエBで3位となり、昇格プレーオフを戦う予定だった。しかし、クラブの財政面での不正が発覚し、リーグ最下位という扱いに。来シーズンはセリエCで戦わなければいけなくなった。
パレルモは15日、選手全員の総意として、会見で文書を読んだ。FIGCの決定についてパレルモの選手たちは、「我々の尊厳を傷つける行為」と非難。「この件の主役である我々は、レーガの決定が到底理解できない」とした。
今回の件で、パレルモは2つの主な疑問を挙げた。まず「初期の判決のみでプレーオフを変更したのはなぜか」。そして、繰り上がりで本来ならプレーアウトに回るはずの16位になった「フォッジャがプレーアウトなしで降格になるのはなぜか」という2点だ。
選手たちは控訴裁判所の決定を待つとし、その段階での決定を受け入れるとした。それでも、「目的のために汗を流すという我々の権利が奪われた」と嘆き、「自分たちの権利を主張し、守るために、できる限りのことをしていく」と述べている。