ルカクのコンディションは上がっている様子
15日のセリエA第4節でカリアリと対戦するナポリのアントニオ・コンテ監督が13日に会見に臨んだ。『TMW』などが取り上げている。
過去にユヴェントスやインテルで成功を収めてきた名将は、自身がプレッシャーにさらされる立場であることを理解しており、次のように語った。
「過去に勝ってきたことで、1+1で2を期待されるのは当然だ。チームが半分しかそろっていなかったときからもそうだったね。責任は感じているが、私はそこから逃げずに受け入れている。冷静に、そして成長するために取り組んでいるよ。会長も話していたように、今季はゼロ年ではないが、大規模な再建の年だ。メルカートを見れば明らかだが、7人の新選手を迎え、12〜13人が去った。これは大きな変化を意味する。期待が何であれ、私の唯一の武器は努力だ」
「ここにきてまだ100日間だが、すでにナポリの歴史の一部になっている。それは私にとって誇りだ。私の仕事は始まったばかりだが、デ・ラウレンティス家が20年間このクラブを支えてきたことはすごいことだ。家族経営でこんなに重要なクラブを維持するのは簡単なことではない。彼らがクラブをセリエCからここまで引き上げた功績は大きい。クラブの成長はピッチ外でも進んでいる。私はイングランドでスポーツセンターの重要性を学んだ。若手選手の育成にも大事な要素だ。インテルにいたときも、アッピアーノは荒廃していたが、我々はピッチや宿舎の整備に取り組んで、今では自慢の施設になった。スポーツセンターが整備されていると、シーズン終盤に数ポイントの差を生むこともある。ナポリもこれからさらに成長していくべきだね」
また、ロメル・ルカクについても言及した。
「彼は中断期間を利用してフィジカル面、戦術面で万全の状態に持っていこうとしている。非常に努力しており、自由時間も使って取り組んできた。彼の成長は目覚ましい。まだ練習が2回残っているので、最終的にどうするかはそれを見て決めるつもりだ」
