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クビチャ・クバラツヘリアは何者か。セリエA開幕戦でいきなりゴールの新星

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ロレンツォ・インシーニェの後釜として期待高まる

ナポリが今夏獲得したFWクビチャ・クバラツヘリアは、セリエAデビュー戦となった8月15日のエラス・ヴェローナ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、開幕戦からマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。21歳の新星は、どんな選手だろうか。

プロフィール

クビチャ・クバラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)
生年月日:2001年2月12日
国籍:ジョージア
ポジション:ウインガー
身長:183cm

これまでのキャリア

ジョージアのトリビシで生まれたクバラツヘリアは、8歳のときにサッカーを始めた。父がアゼルバイジャンでサッカー選手をしていたというが、「父の影響で始めたわけじゃない。自分でやりたくて、自分で練習をしたんだ。誰かに言われる必要はなかったよ」とインタビューで話している。

2012年からディナモ・トリビシの下部組織に入団。16歳のときに公式戦4試合に出て1ゴール1アシストを記録し、2018年に同国のルスタビに飛躍した。

ルスタビではジョージア1部リーグで18試合に出て4ゴール4アシストと活躍すると、ロシアのロコモティフ・モスクワから声が掛かり、2019年にレンタルで加入し、ロシア1部デビューを果たす。

惜しまれながらロコモティフ・モスクワへのレンタル期間が満了して退団になると、5年契約で同じロシアのルビン・カザンに移籍。2019/20シーズンは27試合出場で3ゴールを挙げ、リーグの最優秀若手賞を受賞。翌シーズンも同賞を受賞した。

ジョージアの年間最優秀サッカー選手に2年連続で選ばれたクバラツヘリアは、ロシアで順調なキャリアを過ごしていた。だが、2002年3月24日にルビン・カザンとの契約を解除。ロシアのウクライナ侵攻の影響で家族に脅迫が及ぶなどしたため、ジョージアに帰国して古巣のディナモ・トリビシに復帰。2年契約を交わした。

そして4月28日、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、クバラツヘリアの加入を発表。今季からナポリでプレーすることになった。

プレースタイルなど

21歳と若いクバラツヘリアだが、すでに多くの試合を経験している。攻撃的なポジションであればどこでもこなせるが、近年は左ウイングが主戦場。ナポリとしては、ロレンツォ・インシーニェの後釜という位置づけだ。

ヴェローナ戦で決めたセリエA初ゴールはヘディングシュートだったが、足もとの方が得意。テクニックに優れており、左サイドから1対1を仕掛けてフィニッシュやラストパスを送るスタイルだ。カットインからの右足のシュートも得意で、これまでのクラブではセットプレーのキッカーを務めることもあった。まさにスパレッティ監督のシステムに打ってつけの人材にみえる。

ゴールパフォーマンスとNBAとステフィン・カリー

「たまにバスケやテニスもするよ。カルチョが一番だけどね。カルチョは仕事じゃなくて情熱なんだ。でも、バスケも好きだから友達と一緒にやることがあるよ。ステフィン・カリーの大ファンなんだ」

『Napolilike.it』のインタビューでこう話していたクバラツヘリアは、セリエA開幕戦で早速そのステフィン・カリー好きを見せつけた。

セリエA初ゴールの際のゴールパフォーマンスは、カリーがNBAプレーオフで見せた有名な「おやすみポーズ」。SNSで私生活を紹介した際にはカリーの番号であるゴールデンステート・ウォリアーズの30番を着ていたこともあり、熱狂的なファンであることは間違いない。

クバラツヘリアのセリエA初ゴール

クアラシェリア? クワラツヘリア? クバラツヘリア?

ジョージア人のクバラツヘリアは、呼び方が難しいところ。アルファベットで表記すると「Khvicha Kvaratskhelia」で、イタリア人としては呼びにくい。

この記事を書いた時点で日本語のWikipediaは「フヴィチャ・クヴァラツヘリア」となっており、そのほかにクビツァ・クバラツヘリアなどの表記が主流の様子。(※当サイトでは加入当初、「Kvaratskhelia」の発音に関するイタリアの記事に基づいて「クアラシェリア」と表記していましたが、これも違うようなので、当面は「クビチャ・クバラツヘリア」で統一することにしました)

だが、本人による説明を聞いてもカタカナで表現するには限界があり、定着にはもう少し時間がかかりそうだ。

イタリア人としても「Kvaratskhelia」の綴りはおぼえにくく、発音しにくい。デ・ラウレンティス会長も加入発表時に「Zizi」という愛称を紹介していた。

ただ、現時点では「Kvara(クバラ)」という略称で呼ばれることが多くなっている。これは本人が「そう呼んでくれていいよ」と話していたこともあるが、記事や言葉にした際の伝わりやすさも影響していそうだ。

イタリア人は「Khvicha Kvaratskhelia」をどう読む?

本人による「Khvicha Kvaratskhelia」

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