ミランは28日、セリエA第28節でローマと対戦し、ホームで2-0の勝利を収めた。ステファノ・ピオリ監督が試合後にコメントを残している。『スカイ』などが伝えた。
ヨーロッパ行きに望みをつなぐために5位ローマに勝たなければいけなかったミランは、76分にレビッチのゴールで先制すると、終盤にはチャルハノールがミランで初めてPKを決めて勝利を手にした。
ピオリ監督は0-0で折り返したハーフタイムに「我々はズラタン抜きでも勝てる。彼は我々のレベルを底上げしてくれた。1月に加入した全ての選手に満足している」と語っていたが、試合を振り返って次のように話している。
「至極妥当な勝利だった。それは我々がチームだったからだ。強い相手にこういった勝ち方がしたかったんだ」
「交代で入る選手は、これから最後までとても重要になる。すごく暑かった。いつも同じ11人で戦うのは不可能だろう。途中出場の選手は良い姿勢で臨んでいた。だから良いプレーをすることができた」
「勝利は我々に士気をもたらす。ただ、いつだって一番重要なのは次の試合だ」
ピオリ監督は選手個々にも触れている。
「レビッチはまだ向上できる。彼は素晴らしい技術を持っているね。ポジション? 私的にはFWだ。ウイングもできるが、セカンドトップよりも前だね。彼がこの姿勢とインテンシティを持っていれば、本当にうまくやれると確信している。交代したのは、ゴールを決めたあとでかなり疲れていたからだ」
「パケタは良い入り方をした。これからの10試合、我々はみんなの力が必要になる」