マルセイユのDFブバカル・カマラに注目が集まっている。フランス『レキップ』は、パリ・サンジェルマンが獲得を狙っていると報じた。『TMW』が伝えている。
20歳のカマラは、ミランも興味を持っているとされる有望株。U-21フランス代表でもプレーしており、複数のクラブが興味を持っている。
その能力の高さにより注目されるカマラだが、『レキップ』によると、パリ・サンジェルマンの狙いはほかにもある。リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長に対する反発も、マルセイユとの取引を進めたい一因のようだ。
オラス会長は、赤字続きのクラブが競争力を維持するために補強を続けることに疑問を呈してきた。パリ・サンジェルマンはカマラを獲得することでマルセイユの財政を助け、オラス会長を黙らせたいと考えているという。
リーグアンは新型コロナウイルスの影響で2019/20シーズンの打ち切りを決定した。中断時の順位が最終順位となり、7位のリヨンはヨーロッパカップ戦の出場権を得られなかった。そういったこともあり、オラス会長は打ち切りの決定に異を唱えている。