元イタリア代表のFWアレッサンドロ・マトリが現役引退を表明した。6日、『スカイ』で語っている。
ミランの下部組織で育ったマトリは、2007年から所属したカリアリでブレークし、2011年にユヴェントスに加入。アントニオ・コンテ現インテル監督率いるチームでスクデットを獲得した。
その後、ミランやフィオレンティーナ、ジェノア、ラツィオ、サッスオーロでプレーし、現在はブレッシアにレンタルされている形だ。
8月に36歳の誕生日を迎えるマトリは、セリエAで344試合に出場。これまでのキャリアを振り返り、「夢は叶ったと言える。このスポーツを始めたときに、こんなキャリアを過ごせるとは思ってなかった。3度もスクデットを獲得できるなんてね。でも、引退を決めたよ」と述べた。
さらに同選手は「ブレッシアでの最初の6カ月で決断したんだ。少し刺激に欠けるところがあって、反応も良くなかった。必要とされるものを与えられない形で居座るのは、僕の性格じゃない。だから、もう我慢はしないことにした」と話している。
マトリは2012年5月6日、ユヴェントスでスクデットを手にした。当時を振り返って同選手は、「あれからもう8年経つけど、昨日のことのように覚えている」と語った。
2011年1月のメルカートでカリアリからユヴェントスへ移籍したマトリ。前半戦にカリアリで11得点を決めていた同選手は、後半戦にユヴェントスで9得点を挙げ、シーズン20ゴールを達成している。
マトリにとっても思い出深いシーズンで、「僕のベストシーズンだね」とコメントした。
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