元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、ミラン時代のアンドリー・シェフチェコのエピソードを明かした。カルロ・ペッレガッティ記者のインスタグラム・ライブで話している。
1998年から2001年にかけてミランを率いたザッケローニ氏。1999年にディナモ・キエフからやってきた“ウクライナの矢”は、信じられないほど練習への執念を見せていたという。
「私はフェッラゴストの休日を与えたが、彼は練習がしたいと言っていた。(ディナモ・キエフ時代の監督であるバレリ・)ロバノフスキーのもとで慣れているからだと言ってね。彼は絶対にやりそうだったから、倉庫番にカギを渡さないように伝えたんだ」
「ミラネッロで目を覚ましたときに驚いたよ。シェフチェンコが私服で繰り返し走っていたんだ。そのとき、この選手はすごいぞと思ったものだね」
フェッラゴストとは、8月15日のイタリアの祝日。聖母マリアの被昇天祭で、スーパーマーケットなども営業していないところが多いような一日である。