ミランは8日、セリエA第26節ジェノア戦をホームで戦い、1-2で敗れた。ステファノ・ピオリ監督が試合後、『DAZNイタリア』にコメントを残している。『MilanNews』が伝えた。
――観客不在の影響
「観客のいないカルチョはカルチョではないが、それは我々にとっても相手にとっても同じだ。我々には自分たちのクオリティを示すチャンスがあった。勝てなかったのは自分たちの問題だ」
――選手たちに言ったことは?
「言い訳や正当化をすることはできないということだ。無観客もクラブの困難もね。より慎重に、より気持ちを持って臨まなければいけなかった。こちらの問題だった。2失点はミスをしたからだ。言い訳はしない。ミラネッロでは十分にトレーニングできている」
――決定力不足
「22本の枠内シュートを打って決まらないと、何がうまくいかなかったというのは難しい。決意が欠けていた。順位を上げる絶好の機会だったね。無観客のサン・シーロでプレーすることはネガティブなことだ。ただ、今日の責任は我々自身にある。クラブの混乱も観客の不在も関係ない」
――ラングニックについて
「ボバンの言葉を読んだが、我々は自分たちの仕事に集中しなければいけない。将来のことは全く心配していない。それも仕事の一部だ。我々は名門クラブで仕事をしていて、ティフォージが常に支えてくれる。それが何より重要だ。このシーズンを良い形で終えることだね。それから誰かが将来のことを決めていく。私はしっかりと練習をして、ミランが今シーズンのカンピオナートをできるだけ良い形で終えられるように全力を尽くすだけだ」
――ラファエル・レオンについて
「レオンはイブラに近い位置でやるはずだったが、そうではないときもあった」
――守備
「1点目のあとで我々は間延びしてしまった。それは注意力不足と気持ちからきている。もっとうまく守れただろう。ただ、どちらもボールロストからだったね」