ミラン、新指揮官を巡って内部バトル? アッレグリ派とラングニック派?

 ミランの内部では、来シーズンの指揮官について意見が分かれているようだ。12日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

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 ミランはシーズン途中からチームを指揮しているステファノ・ピオリ監督に不満はない。ただ、続投を決めるにはインパクトに欠けており、チャンピオンズリーグ出場権の獲得がその条件になるとみられている。ただし、現在10位。4位アタランタと勝ち点10差ということを考えると、達成は難しいはずだ。

 そこで、新シーズンに向けた監督探しが動いている。

 ズボニミール・ボバンとパオロ・マルディーニの両幹部は、イタリア人の名将にチームの再建を託したいと考えている。もちろん、ここで名前が挙がるのは現在フリーのマッシミリアーノ・アッレグリだ。

 一方、イバン・ガジディスCEOはラルフ・ラングニックの招へいにご執心で、数カ月にわたってドイツ人プロフェッサーを追っている。こちらは監督だけでなく、ディレクターとしての役割も兼任する形で呼びたいという考えのようだ。

 ユヴェントスを去ったあとは休養しているアッレグリは、国外から届いたオファーをすでにいくつか断ったとみられている。そのため、イタリアでの仕事を希望しているという見方が強い。ラングニックについては、先日ドイツメディアがミラン行きが濃厚だと伝えていた。

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 『ガゼッタ』によると、ミランはそのほか、アタランタの幹部であるジョヴァンニ・サルトーリの引き抜きに動いているとのこと。こちらは実現が困難とみられているが、クラブ復権のための土台を整えようと動いている模様だ。

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