『スポルト・メディアセット』は23日、ミランがルーカス・パケタをプロジェクトの構想外と判断したと伝えた。
2019年1月にミランの一員になったパケタは現在22歳。ブラジル代表で10番を背負った経験もある有望株だ。しかし、ミランでは現在、ベンチを温める日々が続いている。
そんな中、22日に同選手の代理人がカーザ・ミランを訪れ、パオロ・マルディーニ、ズボニミール・ボバン両幹部と話し合った。
ミランはパケタを構想外とし、この冬の放出を目指している。フランスからはパリ・サンジェルマンが強い関心を示していることが以前から報じられ、レオナルドは2000万ユーロ程度で引き抜きたい考えのようだ。
しかし、ミランは「少なくとも3000万ユーロ」と設定しているため、交渉が長引くかもしれない。
ステファノ・ピオリ監督は23日の会見でパケタに注文を出した。指揮官は「プレー機会が少ない選手が満足できないのは当然のこと」としながらも、「彼のクオリティをもってすれば、もっと決定的にならなければいけない。決定的な場所で仕事をすることだ。量としてはよくやっている。チームを勝利に導くことが大事だ」と、成長を求めた。
しかし、その後発表された招集メンバーにパケタは含まれず。ブレッシア戦の欠場が確定している。『スカイ』によると、パケタ本人が招集メンバーから自身を外すことを要求したとのこと。
🔴⚫️ #BresciaMilan: #SerieATIM Matchday 21
The squad heading to Brescia
I 21 rossoneri per la trasferta di Brescia#SempreMilan pic.twitter.com/Az9VS0xzCt— AC Milan (@acmilan) January 23, 2020