この冬にFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰を画策しているミランだが、前線の補強はこれだけではないかもしれない。『スポルトメディアセット』によると、クシシュトフ・ピョンテクとモイーズ・キーンのトレード案が浮上している。
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38歳のイブラヒモビッチはこの冬にフリートランスファーとなるため、複数クラブが関心を示している。中でも得点力に課題があるミランは獲得に本腰で、すでにオファーを出したと伝えられているところだ。
これまではイブラヒモビッチの獲得に失敗した場合の選択肢としてエヴァートンのキーンが挙げられていた。しかし、イブラヒモビッチの獲得が実現した場合でも、キーンはイタリアに戻ってくるかもしれない。
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キーンの代理人はミノ・ライオラ。イブラヒモビッチの代理人としても知られる大物だ。ただ、今夏加入したエヴァートンでは定位置を得られておらず、冬の移籍が噂されている。ロベルト・マンチーニ監督は、EURO2020に連れて行く選手の条件としてコンスタントな出場を求めており、ライオラ代理人はイタリア復帰を後押しする方針だ。
1月にミランの一員になったピョンテクは、昨シーズンとは違って大ブレーキがかかっている。そこで、12月中旬までに復調の兆しがなければ、レンタルという形で手放し、キーンを迎えるという案が浮上しているとのことだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は25日、イブラヒモビッチは12月中旬までにミランに返答することをパオロ・マルディーニに約束したと伝えている。ミランの前線は冬にどう変わるのだろうか。
