2020年から2022年の複数クラブ保有疑惑
ファンドのエリオットが、ACミランとLOSCリールの複数クラブ保有疑惑を報じたフランス『L’Equipe』の記事に反論する声明を出した。『MilanNews』が6日に伝えた。
『L’Equipe』は6日付の1面で、エリオットがミランを所有していた時期の両クラブの関係を巡る調査記事を掲載した。両クラブの関係を、同紙は「あいまい」と表現している。
記事は、イタリアの財務警察が扱ったチャットやメールを引用している。これらは、エリオットが2020年から2022年にかけてミランとリールを同時に運営していたことを裏付けるとされる。
事実であれば、UEFAの複数クラブ所有に関する規定への違反を意味する。
これに対し、疑惑の当事者であるエリオットは声明を出し、自らの立場を明らかにした。
「イタリアの司法当局は、これらの資料すべてを適切な文脈の中で精査し、評価した上で、訴追なしでの手続き終結を勧告した。我々は失望しているが、驚いてはいない。その勧告がイタリアの裁判所で審理される直前になって、選別された資料が公にされたからだ。おそらく、不満を募らせ、根拠の乏しい法的措置に走りがちな相手方によるものだろう。この相手方は、これまで起こした数多くの訴訟のいずれでも成功を収めていない」
「UEFAはすでにこの件を調査し、エリオットがリールに対して、いかなる支配権も決定的な影響力も行使していないと判断した。エリオットとリールの関係は、一貫して資金提供者としてのものだけだった」
「端的に言えば、これらの疑惑のいずれにも根拠はない」

