ガットゥーゾ率いるラツィオとの重要な一戦へ「再現性のある武器」
ミランは12日、セリエA第4節で好調ラツィオと対戦する。
試合前日の情報によれば、ルベン・アモリム監督はアレクシス・サレマーカーズではなく、アルファジョ・シセを起用する見込みだ。クリスティアン・プリシッチは夏のケガがあったことも影響してベンチスタートということは指揮官が認めており、アドリアン・ラビオがシャドーに入るものとみられる。
翌週にはUEFAヨーロッパリーグも控えており、過密日程の中でチームの勢いを左右する極めて重要な時期を迎えている。
とりわけ注目されるのが、シセとサムエレ・チュクウェゼのホットラインだ。
新星シセ
現在、ミランの攻撃陣で最も若く、同時に最も決定的な仕事を見せているのがシセだ。
トリノの地(トリノ戦とユヴェントス戦)で挙げた2ゴールだけでなく、ボールを保持した際に見せる冷静さは19歳とは思えない。サン・シーロでのヴェネツィア戦こそ不完全燃焼に終わったものの、ユヴェントス戦で見せたパフォーマンスは彼の強いパーソナリティを証明した。
若き才能に過度な負担を背負わせるのは禁物だとしても、いまのミランで不可欠な存在になりつつある。
復活を期すチュクウェゼ
もう一人のキーマンであるチュクウェゼは、ミランでの「セカンドチャンス」を確固たるものにしつつある。
2023年にビジャレアルから加入したナイジェリア代表ウインガーは、昨年夏にフラムへレンタルしたが、完全移籍オプションは行使されず復帰。今夏は人員整理の対象になることが予想されたものの、プレシーズンでアモリム監督の信頼を勝ち取り、ここまで2アシストを記録している。
チュクウェゼがピッチに立つことで、ミランの攻撃には圧倒的なスピードと質がもたらされる。元来守備的なタレントではないものの、今季見せているハードワークと運動量はファンも納得している。
後半途中で変化をつける単なるジョーカーではなく、主力の一人へと成長しつつある。
ラツィオという強敵を相手に、この2人のホットラインが再び猛威を振るうのか。

