プレミアリーグで輝くレアル・マドリー育ちの20歳
昨年夏にミランからボーンマスに移籍したアレックス・ヒメネスが、『GianlucaDiMarzio.com』のインタビューに応じ、当時を振り返った。
レアル・マドリーの下部組織で育ち、ミランを経てプレミアリーグへと辿り着いた20歳のサイドバックは、今季リーグ戦25試合に出場。ボーンマスが買い取りオプションの行使を決めたと言われている。
「背番号2」を巡る葛藤とミランへの別れ
世界屈指のビッグクラブを渡り歩いてきたヒメネスだが、ボーンマスではより「穏やかな環境」を享受しているという。アンドニ・イラオラ監督との良好な関係を強調する一方で、古巣ミランに対しては複雑な胸中を明かした。
「ミランへのメッセージは『ありがとう』、この一言に尽きる。僕をトップチームに引き上げてくれたクラブを心から愛しているし、本当は去りたくなかった。だが、シーズンが始まった時に自分が主役になれないと悟ったんだ」
退団を決意した背景には、クラブからの信頼に対する不満があった。
「僕が受けるべきだと思っていた責任を与えてもらえなかった。象徴的なのは背番号だ。サイドバックとして伝統ある『2番』を希望したけど、『まだ準備ができていない、未熟すぎる』という理由で断られた。その判断は間違いだったと思う。ただ、そのせいでヤケになって、遅刻を繰り返してしまったのは事実だ」
アッレグリ騒動とSNSでの失態
ミラン時代、SNSのダイレクトメッセージが流出し、マッシミリアーノ・アッレグリ監督に対する暴言が拡散された騒動についても、ヒメネスは率直に語った。
「あれは本当に馬鹿げた失敗だった。アッレグリが素晴らしい監督であることは、彼のキャリアが証明している。試合に出られず苛立っていた時に、送る相手を間違えてしまったんだ。すぐに謝罪し、本心ではないと伝えてミステルも許してくれた」
「でも、こうした一連の騒動で心の平穏を失ってしまった。ミランを愛しているからこそ、自分の不調でチームに悪影響を与えたくなくて、僕の方から解決策を探してほしいとクラブに伝えたんだ」
将来的なミラン復帰の可能性
ヒメネスは、将来的な復帰も否定しなかった。
「今はボーンマスに集中しているし、ここでプレーできていることに満足している。でも、ミランは僕にすべてを与えてくれたクラブだ。扉を閉ざすようなことは絶対にしない。今日僕がプレミアでプレーできているのもミランのおかげだと思っている。先のことなんて、時間が経ってみないとわからないよ」

