ミラン、アンドレ獲得が急停止 法的論争になる可能性も

コリンチャンス会長がサインを拒否か

ミランは、コリンチャンスのMFアンドレの獲得に動いているが、あと一歩というところで大きな問題が生じている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが2日に最新情報を伝えた。

ミランとコリンチャンスは、1500万ユーロ+ボーナス200万ユーロ+売却時の移籍金20%という条件で、19歳のアンドレの移籍が合意した。

すでに契約書は作成済みで、関係者のほぼ全員がこれにサインを済ませている。しかし、コリンチャンスのオマール・スタービレ会長が最終段階でサインを拒んでいるという。

会長の翻意と現場の反発

その背景には、アンドレの評価額が不当に低いという主張があるようだ。

コリンチャンスのドリバウ監督は、シーズン中に主力を失うリスクと設定された移籍金の安さを公然と批判しており、こうした現場の意向やサポーターからの反発が、会長の決断を鈍らせていると見られている。

法的解決の可能性とミランのジレンマ

ミランは、国際サッカー連盟(FIFA)への提訴を視野に入れているという。すでに書類は完成に近い段階にあることから、法的機関を通じて合意の有効性を主張し、強制的に取引を成立させるという異例の手段だ。

一方で、この取引はミランにとってもリスクを孕んでいる。19歳の若手に対して総額1700万ユーロを投じることは、レッドバードの方針には沿っているものの、近年のクラブ経営においては前例のない規模だ。

UEFAチャンピオンズリーグ復帰を控えるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、即戦力となる経験豊富な選手を求めている。限られた予算を若手の将来性に賭けるべきか、それとも即戦力に回すべきか。クラブ内部でも議論の余地を残している。

まずはコリンチャンス側に取引を継続する意思があるのか、その最終確認が待たれる。

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