ミランがルチアーノ・スパレッティ氏の招へいに動いたが、すでに失敗に終わったのかもしれない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が4日に伝えた。
今シーズンからマルコ・ジャンパオロ監督を迎えたミランは、開幕から不振が続いている。ミラノダービーを落としてからの3連敗でさらに厳しい状況となっており、早くも監督交代が噂されているところだ。
その後任候補の一人と目されるのがインテル指揮官を退任してフリーのスパレッティ氏。ミランは水面下でコンタクトを取ったという。しかし、希望はすぐに打ち砕かれたそうだ。
同紙はそのほかの候補についても言及。「アンドリー・シェフチェンコは現時点でフリーではない」「クラウディオ・ラニエリは不合格」「リュディ・ガルシアはたくさんの疑問を含んでいる」「ジェンナーロ・ガットゥーゾ? 復帰があり得るとしたら、マルディーニ、ボバン、マッサーラ、ガジディスのうち2人が出て行くとき」と記し、いずれも可能性は低いとみている様子だ。
ひとまずジャンパオロ監督が続投する形となるミランは、5日にジェノアと対戦する。