ミラン、無敗記録が24でストップ 決勝点がまた議論に

パルマのゴールは認められるべきではなかった?

ミランは22日のセリエA第26節でパルマに0−1で敗れ、今季カンピオナートの連続無敗記録が24でストップした。

ミランは前節終了時点で12位のパルマを相手に主導権を握ったが、均衡を破れずにいると、80分にCKからマリアーノ・トロイロにヘディングで決められて失点。残り時間で同点弾を目指したがあと一歩及ばずに敗れた。

焦点は80分の「進路妨害」VAR介入の是非

この一戦では、ジャッジへの疑問の声が噴出している。問題視されているのはパルマの得点シーンだ。

ゴールが決まるとほぼ同時に、マルコ・ピッチニーニ主審はミランGKマイク・メニャンに対するラウタロ・ヴァレンティの進路妨害があったとして、パルマ側のファウルを告げる笛を吹いた。だが、VARルームからの助言で映像を確認。判定を覆して84分にゴールを宣言した。

これについて『DAZNイタリア』の審判解説であるルカ・マレッリは「ヴァレンティは意図的に妨害していたように見える。第12条には、“ボールが両者から離れた状態で、相手の進路に動いて塞ぎ、止め、減速させ、あるいは進路変更させることができないようにすること”と定義されており、まさにこれにあたる」とコメント。

さらに「ルール上、認められるべきではなかった。ピッチニーニはピッチ上で判断しており、オンフィールドレビューは不要だった。仮にこのプレーを疑わしいと見なすにしても、明らかな誤審のような、VAR介入案件ではなかった」と述べた。

アンブロジーニは複雑

『DAZNイタリア』のコメンテーターであるマッシモ・アンブロジーニは、ミランのレジェンドとして難しいジャッジだと感じている様子だ。

「主審のアナウンスでもGKへのファウルはないといっていたから、GKに対する方のジャッジだったのだろう。VARがトロイロの接触をどう評価したかは分からない。私としては、プレーの中の接触だったという判断なのだろうという感覚だ。バルテザーギがジャンプしていなかったから背中に乗っかるのは自然なことで、のけぞる形になった。だから、押し倒したととるのは少し違いそうだ」

「GKに対する接触については、客観的にみるのは難しい。メニャン自身も、自分が妨害されていることを審判にアピールするような動きをあまり見せていなかったしね。もし彼がもっと強引にその場から逃れようとする素振りを見せていたら……評価も変わったかもしれない」

「倒れてアピールすべきだったなんて言っていない。あの接触に対して、少しメニャンが受け身だったと思うということだ。別にパルマをかばっているわけでも、メニャンを責めているわけでもない」

ミランは問題視せず「我々から見ればファウルだとしても…」

ミランはベンチ入り禁止のマッシミリアーノ・アッレグリ監督にかわってアシスタントコーチのマルコ・ランドゥッチが会見に対応。失点シーンについて問われると、「今のセリエAは、もう審判の話ばかりだ……。パルマ側に聞けばゴールだって言うだろうし、我々に言わせればファウルだった。でも、判断を下すのは審判だ。我々はただ、もっといいプレーをすることだけを考えなきゃいけない」と答えた。

今季のミランが格下相手に苦戦していることについては、「カンピオナートはどの試合にも落とし穴があるし、すごく拮抗している。世界で一番難しいリーグではないだろうか。今夜もベストを尽くそうとしたが、残念ながらうまくいかなかった。火曜日からはまた気持ちを切り替えて、次の試合のことを考えていく」と述べた。

パルマのゴールシーン

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