トリノは窮地
コモは24日、セリエA第22節でトリノと対戦し、敵地で6−0の大勝を収めた。
開始8分にアナスタシオス・ドゥヴィカスのゴールで先制したコモは、16分に好調マルティン・バトゥリナのミドルシュートで追加点を奪った。その後も後半4ゴールを加えたコモは、トリノを圧倒し、暫定で5位に浮上した。
暫定4位に浮上
コモのセスク・ファブレガス監督は、試合後の会見でチームの冷静さを強調した。
「我々は落ち着いている。自分たちがどこにいて、どこから来たのかを分かっている。この試合の重要性を理解していた選手たちには拍手を送るが、ここで立ち止まるわけにはいかない」
この日は、縦への鋭さというコモの特長が存分に発揮された。
「トリノのようにマンツーマンでくるチームが相手のときは、裏のスペースを突くチャンスがある。チームは成長を続けている」
指揮官が特に喜んだのは、ニコラス・キューンのセリエA初ゴールだ。
「練習では何度もああいうゴールを決めている。彼の得意技だ。ただ、期待したほどの出場機会を与えられていないね。彼にふさわしい環境を作っていく必要がある。でも大事なのは、誰が出てもポジティブな空気を作ってくれることだ。選手は少なく、16人だけで何試合も戦ってきたけど、全員が同じ目標に向かっている」
ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、24日の会見でUEFAチャンピオンズリーグ出場権の残り3枠を4チームで争っていると発言したことについても問われた。
「マックスは頭の良い人だ。コモを外して話したのは、わざと意図したことに違いない。いずれにしても、我々はコモであり、若いチームで若いクラブだ。ハングリーに、成長を目指している」
トリノはサポーターと対話
トリノは6失点の大敗を受けて、周囲に緊張感が走っている。スタジアムの外に約60人のウルトラスが残り、チームを待ち受けていた。ウルトラスの代表とチーム、マルコ・バローニ監督、ジャンルカ・ペトラーキSDで約30分間の話し合いとなったという。
ウルトラス側は、「ユニフォームに誇りを持てない選手権は出ていけ」と要求し、ペトラーキSDはメルカートでその方向で動くことを約束したという。
また、バローニ監督の即時解任はないが、次節レッチェ戦でふがいない試合が続くようなら、監督交代もあり得るという。チームは26日から合宿に入る予定だ。
トリノ対コモ:ハイライト動画
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