「完璧な試合ではなく、完璧な結果」と強調
15日に行われたセリエA第16節延期分のコモ対ミランは、3−1でミランが勝利を収めた。3試合ぶりの勝利にマッシミリアーノ・アッレグリ監督も納得の様子だったが、内容面ではまだ不十分という見方もある。
以前からアッレグリ監督のカルチョに疑問を呈しているダニエレ・アダーニは、改めてコモが上だと強調。『Viva El Futbal』で次のように語った。
「今季のセリエAにおいて、内容と結果がこれほど乖離した試合は他にないと思う。コモはチーム全体でミランにレッスンを施したようなものだった」
「いちカルチョ好きとして、ファブレガスとコモに感謝したい。私は結果を求めているわけではない。結果についてはその内訳を分析する。今回に関しては、私の目にはミランが相応しい結果を得たようには見えない。勝ち点3を手にしたミランと、ゼロに終わったコモ。この差はフェアとは言いがたい。ただし、これがカルチョというものでもあり、過去にも幾度となく起こってきた現象だ」
「私は以前、ダービーのあとに『アッレグリの視点から見れば、あれは完璧な試合の一つだった』と評した。だが今回、“ほぼ完璧”だったのはファブレガスの方だ。結果を除けば、だが」
「アッレグリは今回、これを完璧な試合とは言えない。完璧だったのはただ一つ、結果だけだ。だからこそ、“完璧な結果を手にした”と言うべきだ。“完璧な試合”ではない。ここにはよく言われるような、ボールを相手に渡しておいて、耐えて耐えて最後に1点を取る、というような要素は何一つなかった。ミランはハーフウェーラインを越えたのが3回、ペナルティエリアに入ったのは2回だけ。3点目のラビオのゴールはエリア外からだった。これは完璧な試合ではない。これは今シーズン最大級の不公平の一つだと私は考える」
「とはいえ、ミランは自分たちの道を進んでいる。勝ち点を積み上げるという目標は果たしており、むしろ想定以上の成果かもしれない。私は常に一歩引いた視点で、好みを排して多面的に見ようとしているが、今回の分析はシンプルだった。90分間を支配したのは一方のチームで、勝ち点3を得たのはもう一方のチームだった」
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