好調コモに挑むメンバーは?
ミランは15日のセリエA第16節延期分でコモとアウェーで対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の前日会見の様子を紹介する。
負傷者の状況
「フュルクルクは欠場、パブロビッチもだ。パブロビッチは頭に9針縫っている。フュルクルクは足の指を踏まれたから出られない。日曜に間に合うことを願っているが、無理ならローマ戦になる」
セスク・ファブレガス率いるコモ
「これはアッレグリ対ファブレガスではなく、コモ対ミランだ。ファブレガスは素晴らしい仕事をしている。自由にプレーし、良いプレッシングをかけ、技術的にも強いコモをつくっている。指導歴はまだ2〜3年だが、本当に素晴らしい仕事をしている」
コモのピッチ幅について
「全く問題ない。ピッチの幅に関係なく、スペースが多いほどプレーはしやすい。相手は非常にやりにくいチームだ。ボール支配率はリーグトップで、守備も一番良い。勝たなければならないというプレッシャーがないからこそ、ファブレガスが植え付けたメンタリティで自由に試合を運べている」
※もともとジュゼッペ・シニガリアのピッチ幅は65メートルだったが、66メートルに拡張された。
コモは前に出て守る、その守備がカギか
「それもひとつの解釈だが、試合の中では押し込まれてもゴールを許さない場面もある。今は“高い位置で守るから守備が良い”という理論が通用しているが、2カ月後には逆のことを言われるかもしれない。ただひとつ確かなのは、彼らが素晴らしいシーズンを送っているということだ」
最近は失点が多い
「フィオレンティーナ戦では、前半15分の間にプリシッチが3度ゴール前に迫った。決まっていればアプローチは正解とされただろうが、決まらなかったことで評価は一変する。結局は結果が全てだ」
「ローマ戦では最初の30分が恐怖だったが、先制して後半には4〜5回の決定機があった。カルチョとはそういうものだ。予期せぬことも起こるし、それをどうマネジメントするかも重要だ。毎試合、状況は異なる。“8回先制されて8回追いついた”という見方もできるし、それをどう捉えるかの違いだ。カルチョに完璧などありえない。もし完璧なら全試合が0-0で終わるか、同じチームが常に勝ってしまう」
4バックの可能性
「それもひとつの選択肢だ。今その方向で取り組んでいる。どのシステムを使うかは、その時の状況や選手の特性による。今はフュルクルクがいないから、3トップにすると控えがいなくなる。フォーメーションに関係なく、ベンチに選択肢を残せるような構成にしたい」
コニ・デ・ヴィンターの起用について
「明日は間違いなく彼が出る。パブロビッチが不在だからね。彼はそのポジションでもうプレーしたことがあるし、大きく成長している。バランスがとても重要だ。今季ミランに来たばかりの選手たちも、すぐに環境に適応している。ミランのようなクラブのプレッシャーに慣れるには、時にミスを通じて学ぶ必要もある。私は今の選手たちに満足しているし、良いグループだ。このメンバーで最後まで戦っていく」
UEFAチャンピオンズリーグに戻れたとして、主役になれるか
「一歩ずつ進もう。まずはトップ4に入ることが先決だ。チャンピオンズリーグには、世界的に見ても財政面で圧倒的なクラブがいる。レアル・マドリーは10億ユーロ以上を売り上げているし、バイエルンも9億7500万ユーロだ。その差はとても大きい。まずはイタリア勢全体が欧州で勝ち上がって、5クラブが出場できるようになることを願っている。技術的にも財政的にも、出場すること自体が非常に重要だ。まずは今季やるべきことに集中し、来季のことはまたその時に考えよう」
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サプライズも? プリシッチがベンチ?
『MilanNews』や『スカイ』が14日夜にスターティングメンバーを予想した。
前節フィオレンティーナ戦で休養となったルカ・モドリッチらが先発に戻ることが予想されている。一方で前線については予想が分かれており、『MilanNews』はクリスティアン・プリシッチとラファエル・レオンとしたが、『スカイ』はプリシッチが外れてクリストファー・エンクンクが起用されると予想した。
また、『MilanNews』はニクラス・フュルクルクのコンディションにも注目している。
フュルクルクはフィオレンティーナ戦で足の指に骨折をしたが、ダメージは軽度で、14日には練習に参加した。アッレグリ監督は欠場を明言したものの、試合当日の調整で問題がなければ、ベンチ入りする可能性があると伝えている。
アッレグリ監督はフュルクルク不在なら4バックにはしないと語っていたものの、前線の枚数がそろっていれば変更する可能性があることを示唆しているだけに、コモ戦でサプライズがあるかもしれない。
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