サッスオーロ戦はドローも、生え抜きがドッピエッタ
ミランは14日のセリエA第15節でサッスオーロと対戦し、2−2で引き分けた。勝ち点1の獲得にとどまった結果は満足できるものではないが、ダヴィデ・バルテザーギの活躍はチームにとって好材料だ。19歳の若手は、試合後の記者会見などでコメントを残している。
勢いに乗る若手
ミラン育ちのバルテザーギは、1点ビハインドで迎えた34分に同点弾を決めると、後半立ち上がりにもゴールを決めた。
『Opta』は、「ダヴィデ・バルテザーギが19歳350日でゴールを記録。これは、1988年2月28日にパオロ・マルディーニが19歳247日で得点して以来、ミランのイタリア人DFとしては最年少のゴールとなった」と伝えた。
また、ミランの選手のドッピエッタ記録としては、2012年9月のステファン・エル・シャラウィ(19歳335日)に次ぐ若さだという。
バルテザーギ「記録?知らなかった」
バルテザーギは試合後の会見で次のように語った。
「記録のことは知らなかったけど、うれしいよ。このチームや仲間たち、ミステルには本当に感謝している。信頼してもらっているからね」
どちらのゴールがうれしかった?
「1点目かな。外から来たボールで、目の前に人がたくさんいたけど、信じて飛び込んだ。ファーに走り込んだらゴールが全部空いていて、押し込むだけだった」
ミラン・フトゥーロでの経験が生きている?
「とても大きかった。スタジアムのプレッシャーに慣れる意味でもね。昨季はあまりいい年ではなかったけど、そういう苦しい時期でも努力してきたし、その中で成長できたと思っている。それが今につながっていると思う」
ゴール後のコッラーディとマニャネッリとの抱擁について教えて
「ゴールが勝ち点3にはつながらなかったのは残念だけど、あのハグには気持ちがこもっていたよ。2人には本当に感謝している。特にコッラーディには、代表でもお世話になったし、“いつゴール決めてくれるんだ?”って少し前に言われたばかりだったんだ。だから、あのゴールで抱き合ったんだ」

