ミッティランFWの移籍金は4000万ユーロ程度？
27日に行われるUEFAヨーロッパリーグ（EL）のローマ対ミッティランは、2-1でローマの勝利に終わった。この一戦では、ミッティランのフランクリーノ・ジューに注目が集まり、ロマニスタ以外のスカウトや関係者からも視線が注がれた。
ミッティランでゴールを量産するフランクリーノには多くのクラブが関心を寄せており、冬の前線補強を検討しているミランがスカウトを派遣したことが報じられていた。
Mad in Italy｜イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]ミランは冬に大型補強をするためには、主力級の選手の放出が必要とされる。『トゥットスポルト』によると、ウェストハムがサンティアゴ・ヒメネスの獲得に興味を示していることから、フランクリーノ獲得の話が進む可能性があると伝えた。同紙によると、フランクリーノの移籍金は4000万ユーロ程度になるとのこと。
マッサーラ「素晴らしい選手だが…」
ローマはアルテム・ドフビクの去就がたびたび話題になっており、フランクリーノに興味を持つクラブの一つとされている。
試合前に『スカイ』のインタビューに応じたフレデリク・マッサーラSDは、「素晴らしい選手だが、ミッティランは優秀な攻撃陣をそろえており、彼だけに注目するわけにはいかない」とコメント。「非常に多くの名前が挙がるが、そのほとんどは1月の市場に出ておらず、実現の可能性すらないものだ」と述べた。
ローマ戦の活躍は？
ローマ戦で印象的な活躍を見せていれば、補強の噂はさらに加速したはずだが、肝心のパフォーマンスはイマイチだった。
『スポルトメディアセット』はフランクリーノのパフォーマンスに5の採点を付け、「彼にはイタリアを含めヨーロッパ中から注目が集まっている。前半では何かを見せようと試みたが、後半になると失速し、ほとんど決定的な働きができなかった。前半はエンディカとマンチーニのコンビに封じられ、後半はギラルディに常に先回りされた」と寸評した。
