70分間はローマが支配していたと主張
アントニオ・カッサーノが『Viva el Futbol』でセリエA第10節を振り返った。その中で、ミラン対ローマにも触れている。
ミラン対ローマの上位対決は、ストラヒニャ・パブロビッチが前半に決めたゴールが決勝点となり、ミランが1−0で勝利を収めた。
カッサーノはミランが勝利に値するパフォーマンスではなかったとみており、次のように語った。
「アッレグリはずる賢いよ。ゴールとフォファナの決定機があったからね。でも、最初の45分はローマが試合を支配していた。たった2本のカウンターで10分間の流れを持っていかれるなんて考えられない。前半はローマのものだったし、ローマがリードしていなければおかしかった」
「それが、ひとつのミスで、ラファエル・レオンがスピードで突破してパスを出し、パブロビッチが、なぜか、どうしてかは分からないけど、また決めた」
「後半の15分間は、ローマが寝ぼけたような入り方をして、ミランが2回カウンターを仕掛けたね」
「オレが言いたいのは、ローマは70分間、非常に高いレベルでプレーしていて、試合を支配していたということだ。前半だけで2点リードしていてもおかしくなかったし、後半にはPKの絶好機もあった」
「だから、ローマが35分しか戦っていなかったなんて意見は納得できないし、そんなふうに言われるのもおかしい。ローマは負けるような試合ではなかったし、ミランはカウンターしかやっていない。勝つに値しなかったよ」
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】
