ミランのエースは強みなのか、それとも…
ミランは28日に行われたセリエA第9節でアタランタと対戦し、1−1で引き分けた。『スカイ』のコメンテーターを務めるアレッサンドロ・コスタクルタが、FWの問題を指摘した。
ミランはラファエル・レオンとサンティアゴ・ヒメネスの2トップでスタートしたが、内容は振るわず。股関節に違和感があったラファエル・レオンは前半で交代となり、ヒメネスも62分に退いた。
コスタクルタは、試合終盤30分の内容が優れていたことを指摘し、以下のように語った。
「ミランはレオンがいない時間の方が明らかにプレーが良い。FWについてはいろいろなことが言えるとしても、彼がいたときの方が失点が多いというのは事実であり、これからも論争を呼ぶだろう。レオンがいると、11人のチームではなくなってしまう」
「ヒメネスはこれまで得点こそなかったが、内容的には評価できるプレーをしていた。しかし、アタランタ戦はキープすることもポストプレーも良くなく、レオンと同じように低調だった。2人が下がってからの方が、ミランはチームになっていた」
また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のルカ・ビアンキン記者も同様の論調で、こうつづっている。
「試合を終えて、2つのことが思い浮かぶ。まず、ミランはレオンとヒメネスがいない方が良いプレーをしていたということ。エンクンクとロフタス=チークの前線の方が、チームは機能していた。2つめは、アッレグリとレオンの関係はやはり特別だということ。大きなリスペクトがある一方で、批判することもある。得点を決めることも、早めに代えられることもあるということだ」
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