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ミランでのキャリアを振り返るバッロ=トゥレ「テオを追い抜くのが難しかった」「サレマーカーズは急成長じゃない」

「ポジティブでもありネガティブでもある記憶だけど、どちらかといえば良いもの」

今年1月までミランに所属していたフォデー・バッロ=トゥレが、『MilanNews』のインタビューに応じた。

バッロ=トゥレは2021年夏にミランに加入した。2022年にはスクデットを獲得し、2023年にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出も経験したが、自身の出場機会は少なく、2023/24シーズンはフラムにレンタルされ、その後はミラン・フトゥーロで過ごした。

2025年1月にル・アーヴルへ移籍すると、今シーズンからはメスに加入した。

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当時の経験はポジティブだったかネガティブだったかと問われたバッロ=トゥレは、次のように答えている。

「正直に言うと、ポジティブでもありネガティブでもある記憶だ。どの選手も全試合出たいと思うし、せめて何試合か連続で出たいとは思うものだからね」

「でも、僕はビッグクラブのユニフォームを着てスクデットを勝ち取ったし、いくつかの試合には出場できた。だから、ミランでの記憶はどちらかというと良いものだと思っている。それに、あまり試合に出ていなくても、大きなクラブで求められるものに応える力があることを証明できたと思う。それに……」

それに?

「ミランで学んだことがあったからこそ、今はメスの選手たちに教えたり、若い選手たちにどういう場面で何をすればいいかを説明できる。ミランでの経験は僕にとってすごく意味のあるものだった。ミランで“ハイレベル”とは何かを学んだし、どう対応すればいいかも分かった」

ステファノ・ピオリ監督はあまり使ってくれなかった

「そうは言えないと思う。チームはすごくうまく回っていたし、なんといってもテオが絶好調だった。あれだけの選手を追い抜くのは難しかったんだ」

ミランとの別れ方は悲しかったのでは?

「何が起きたのか僕にも分からない。昨季は自分自身のことだけに集中していた。それだけだよ」

ラファエル・レオンが世界的なスターになるには何が足りない?

「とてつもない才能があるし、足りないものなんてない。もしあるとすれば“もっとゴールを決めること”くらいかな。それだけだ。すごく良い選手だよ。彼を特別にしているのは、ドリブルと突破、そしてスピードだ」

いまのミランにはフランス人選手が4人。5月まで首位を守れると思う?

「うん、ミランはスクデットを取るよ。絶対に優勝すると思う。試合を観たけど、チームは強いし、内容も良い。チームとしてまとまっているし、1位になれるはずだ」

友人のサレマーカーズがエンポリ戦で決勝ゴールを決めたとき、SNSで大はしゃぎしていた。彼の急成長に驚いた?

「いやいや、アレクシスはもともとすごい選手だよ。チャンスをものにして、今はその才能を証明しているだけさ」

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