昇格組ピサを警戒するミラン指揮官
ミランは24日に行われるセリエA第8節でピサと対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の試合前日会見の様子を『MilanNews』が伝えた。
金曜日開催のゲーム
「プレッシャーというより、難しい試合になる。ピサはボローニャ戦以外ではいつも競った試合をしていて、ナポリやローマ相手にも得点し、失点を最小限に抑えている。だから、明日の試合は正しい姿勢で臨まなければならない。昇格組との試合で結果を出さなければいけない」
7試合で勝ち点16。これまでその数字では必ずスクデットを獲得している
「そういうのはやめよう。チームは毎シーズン変わるし、同じチームでもシーズンごとに違う。重要なのは最後に良い形で終えることだ。謙虚に、静かに、地に足をつけて取り組む。それが勝利につながる」
この試合が今季のターニングポイントになる可能性もあるのでは
「勝つのは簡単ではないが、目標であるチャンピオンズリーグに近づくためには重要な一戦になる。CL出場には74ポイント前後が必要になるだろう。ナポリやインテルのことは考えず、明日の勝利だけを目指す」
オーストラリアでの試合の件についてはどう思う?
「早く決定を下すことが大事だ。我々はそれに従う。イタリアでやるならそれでいいし、そうでなければオーストラリアに行く」
スクデットを狙うには何が必要?
「失点を最大でも20〜25に抑える必要がある。ティフォージは夢を見ていいが、我々はひたすら働くことだけだ。バランスを保ちながら、熱意は持ち続けなければならない」
選手起用
「明日はエンクンクがベンチに入る予定で、ロフタス=チークの状態は今日評価する」
ラファエル・レオンをセンターフォワードとして起用する可能性は?
「フィオレンティーナ戦では中央からゴールを決めた。私がレオンを変えているわけではなく、彼はセンターフォワードでもセカンドストライカーでもプレーできる。プレーに関わる時間が多いほど、彼の良さが出る。ヒメネスやプリシッチ、エンクンクとも組める選手だ」
フィオレンティーナ戦後の議論
「よくあることさ。判定は主観的だ。ある人にはPK、他の人にはそうではない。サッカーの一部だ。今のプレースピードでは、審判が判断するのも簡単ではない。昔はプレーに2秒かけられたが、今は0.5秒。フィジカルも違う。今の時代に合わせる必要がある」
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ヒメネスの状態は?
「この数日しっかり練習している。落ち着いていて、コンディションも良い。ゴールはすぐに来るだろう」
モドリッチは全員の手本か?
「ほとんどボールを失わないし、カンピオーネだ。パスのスピードや視野が他の選手とは違う。そのポジションが彼には合っているし、すごく楽しそうにプレーしている」
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なぜ後半に得点が増えるのか?
「フィジカル面で良くなっているからだ。後半に良くなるのは、コンディションが整ってきている証拠だ。ベンチから出てくる選手たちもチームに大きく貢献している。最後の30分を戦う選手たちは、試合を決める役割を果たしている」
ダヴィデ・バルテザーギの成長に満足しているか?
「満足している。ミランの下部組織出身の選手だし、落ち着いてプレーできている。フィジカルもミランでやれるものを持っている。ただ、これからもっと成長しなければならない」
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