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ミラン、プリシッチらの検査は16日 ファンの怒りはポチェッティーノへ

「無意味な国際親善試合に出す必要があるのか」

ミランは、16日にクリスティアン・プリシッチとアドリアン・ラビオの検査を行う予定だ。『スカイ』などが15日に報じた。

2人はそれぞれの代表に招集されていた際に負傷を抱えて帰ってくる。特にアメリカ代表に招集されていたプリシッチは筋肉系の負傷で、現地では検査を受けておらず、イタリア帰国後にミランのメディカルスタッフが状態をチェックする予定だ。

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FIFAウイルスにかかるミラン

ミランは、今回の代表ウィークで不運に見舞われたクラブの一つだ。複数の選手が負傷を抱えて帰国し、チーム編成に大きな影響が出ている。

特に中心選手として活躍中のプリシッチの離脱は大きな痛手であり、『MilanNews』は「ティフォージの怒りの矛先はマウリシオ・ポチェッティーノ監督に向けられている」とした。

同メディアは、「ミランの11番は数日前から状態が不安定だったにもかかわらず、起用するという判断を下した」と報道。さらに、「フィジカルに不安がある選手を、なぜ何の価値もないオーストラリア代表との国際親善試合に出場させる必要があったのか」と強く批判した。

そして、「またしてもミランは代表チームの判断ミスの犠牲者になった。クラブは大きな穴を埋めなければいけないし、ポチェッティーノにしても、受ける必要のない批判を集めることになる」と続けた上で、「本当に価値のない舞台のために、スター選手をリスクに晒す意味はあるのか? あるとすれば、そのリスクの価値はどれほどなのか?」と疑問を呈した。

FIFAワールドカップを翌年に控える中、ポチェッティーノ監督にとってはチーム作りの一環として1試合1試合が重要な意味を持つ。しかし、それによって主力選手を失うクラブ側が不満を抱くのも、理解できる話だ。

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